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一応本編のストーリーは両方終わりました。
実は現状隠しダンジョンの最後のボス(金色じゃない方)を 倒す直前で終わってるのですが、もうまとめても良いだろうということで 最終的な感想に入りたいと思います。 - 以下、ネタバレを含みます - ・グラフィック 風のタクトもそうだったが、リアルさを追求するより こういうデフォルメして温かみのある絵は個人的には良い感じ。 実際前半のほのぼのとしたシナリオとあいまって 非常に良い雰囲気をかもしだしていたと思います。 ・音楽 前半のほのぼの感を増幅させてたのが、ボス戦の曲。 異様にコミカルでやってて楽しかったです。 後の音楽は普通。特に良いとも悪いとも思わず。 ・戦闘システム 個人的には面白かった。 特に斧とか両手剣で多段ヒットする技を覚えてからがとても楽しい。 一方でリンクシステムは要らないと思った。使えないし。 後半のボス戦は最悪。 主人公が死んだら強制的にタイトル画面になると言うのに ボスの必殺技を食らったら、必ず主人公が死ぬというのはどういうことだ? おかげで妖精編に入った直後のボス戦を何回やり直したことか。 仲間がいないので誰も盾に出来ないため ボスが必殺技を使った瞬間ゲームオーバー。 もう一度長いイベントシーンを見なければいけないという・・・ イベントシーンのスキップも無いしさ。 ・ダンジョン というか、マップの構成に関してですが。 はっきり言って酷いです。 一本道のダンジョンなのに同じシーンの繰り返しとか。 マッピングをしていないと覚えきるのがかなり大変なダンジョンとかの オンパレードです。 特に最悪なのがシナリオ上のラストダンジョン。 上に上にと上っていくだけなのですが、アホみたいに下に落とすトラップが いっぱいあります。しかも一回引っかかるとかなり下まで落とされるという。 下に落とされてダメージを食らうわけでも無いし 雑魚戦が発生するわけでもないので、単なる苦痛です。 一体どういう意味があってそういうダンジョンにしたのかと小一時間問い詰めたい。 ・シナリオ 散々いろんなところで叩かれてるけど、やっぱり酷かったです。 いやいや、全くダメと言うわけじゃないんです。 前半は主人公の言動がイタイだけで、そんなに酷くなかったし 後半も場面場面を切り出してみれば結構いい話なんです。 「場面場面を切り出せば」ね。 そう、このゲームのシナリオのまずい点は 要所要所のシーンを生かすためのフォローが無いことなんだと思います。 例えば妖精編。 妖精側につき人間と戦うことを決めた主人公を連れ戻そうと かつての隊長や同僚が説得しに来るシーン。 説得が通じず、力づくでも連れて帰るぞと挑んだものの 主人公に打ち負かされた隊長が去り際に、主人公の今の仲間たちに 「こいつのことを頼みます」と、頭を下げる。 どう転んでも泣けるシーンじゃないですか! それまでに主人公が妖精側につく理由と、人間と戦うことに対する 苦悩がきちんと描けてれば。隊長と主人公のきずなとかも。 どうしてこのゲームではそういう肝心な部分が全然無いんですか? なんとなく流されるまま妖精側についた主人公が ほとんど苦悩もなく(一応あったが一瞬で解決した)人間と戦ってるし、 迎えに来た隊長とも1回しか一緒に仕事して無いし。 そんなんでどうしろと。 例えば人間編。 主人公と結構いい関係を築いてたオッサンが実は火龍であり どうしても火龍を倒さなければならなくなった主人公。 死闘の果て、火龍を倒した主人公がオッサンのいつも加えていたマッチを拾い上げるシーン。 これまた号泣必死の名シーンとなるべきじゃないですか! その後、どうして龍を倒さなければいけないのか悩んだり オッサンのことを思い出す場面があれば、後味の悪さ倍増でガツンと来るはずなのに・・・ だからどうしてそういうシーンが無いんですか。 主人公は「お前も父親みたいな英雄になりたいんだろう?」という 一言で簡単に龍を倒しに行くし、火龍を倒した後は何事も無かったかのように行動してる。 そして火龍の話はその後2度と出てこない。 お前の頭には何も残らないのかーーー!! ついでに言うと主人公が父親にあこがれているという描写はかけらも出てきません。 なんだかなあ。 主人公の若年性アルツハイマー関係(笑)でもう一つ。 それまで主人公に対して厳しく当たってたヒロイン(ツインテール)が 初めて主人公に弱音を吐くシーン。 ツンデレ系に弱い人なら轟沈必死のシーンじゃないですか! そんなヒロインに主人公は「同じ団(騎士団)の仲間は家族だ」と 親身になってヒロインに救いの手を伸ばします。 しかしヒロインは「すまなかった」とだけ言い残し主人公の前から去っていく・・・ ここで選択肢が登場し、彼女を追うか追わないかを選ぶのですが 問題なのは「追わない」を選んだ時。 去って言ったヒロインに主人公が一言。 「あいつの考えることは分からん」 待て待て待て待て。 つい10秒前まであんなにヒロインに必死になってたお前はどこへ行った?! そして続く言葉が 「ああそうだ、オレには行くところがあったんだ」 思わずポカーンとなる私。 横で嫁さんもポカーン。 こいつの脳みそはフラッシュメモリとかで出来てるに違いない!! その後も前後のイベントでつながらない言動を繰り返す主人公。 思わず苦笑いをするだけになってしまっただけでした。 本当に後半シリアスになればなるほど、ずっとこんな感じなんですよね。 間を脳内で補完してくれというには無理がありすぎます。 なんか、対戦格闘で必殺技を出してるだけで勝てると思ってる人みたい。 ちゃんと普通の攻撃と組み合わせて、連続技を組み立てないと リズムとか流れとかは掴めないんですよと、誰か言ってあげてください。 ・エンディング 打ち切られたマンガみたいな終わり方だと思えばそれっぽく納得できます。 そうか。 ラジアータは打ち切りになったんだ。うんうん。そうに違いない。 まとめ いろいろ書きましたが、それなりに面白かったです。 一応隠しダンジョンのボスまでやってるわけですし。 どこかで「最高の素材を使って最低の調理をしてしまった愛エプみたいなRPG」 と評したサイトがありましたが、まさにその通りだと思います。 傑作になるだけの要素はふんだんにあったのに どうしてこんなダメゲーになってしまっているのかと頭を抱えたくなりました。 とりあえず1時間以上セーブできない時とか一杯有るので ある程度まとめて遊ぶ時間を取れる人でないと遊べないです。 あとは物好きな人だけやってください。 私はもう一度やりたいと言う気は・・・起きないなあ(笑 追記 無事イセリアクイーンもクエーサーも倒しました。 最終パーティーはヴァルキリー、ゴドウィン、ミランダでした。 これで完全に終了ということで。
by gsome
| 2005-04-26 19:09
| ゲーム
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