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元 ROYAL HUNT のDC・クーパーと盟友のアレックス・バイロットが結成した
メロディックパワーメタルのバンド(と、説明に書いてあった) とりあえず聞いてみて誰もが突っ込みたくなるのが1曲目。 いきなり「ひな祭り」のフレーズとは、おいおい(笑 クレジットを見てもちゃんと「Koto」って書いてあったし。 それ以外でもあっちこっちに、どっかで聞いたことあるような クラシックのフレーズが多用されていて、評価が分かれるところだと思うのですが 個人的には楽しげでいいかなと。 全体としては非常にキャッチーな曲が多く、ストレートかつ分かりやすい アルバムだなと言う印象でした。捨曲も無かったですし。 でもねえ。 実際のところ決定的にカッコイイ「必殺技」みたいな曲が無く、 ちょっと平坦な感じかなあと。 Sonata Arcticaの「Silence」というアルバムみたいに 超強力な曲が2,3曲あって、後は全部いまいちというアルバムの方が 個人的には満足度が高いかもしれません。もったいない気もしますが。 そうそう。 聞いてて思ったのが、昔のHelloweenみたいだなという感じですかね。 「Keeper of the Seven Keys」とかの頃の。 なんか懐かしい雰囲気がするアルバムです。 #後日談 ひとしきりこのアルバムを聞き込んだ後、 久々に「Keeper of the Seven Keys(完全版)」を聞いたんですが 比較して改めてHelloweenのすごさを思い知らされました。 このアルバムに足りなかった「決定力」みたいなものがそこにはあって、 どの曲も一回り上の完成度を感じました。 特にあの「Eagle Fly Free」を改めて聞いたときの衝撃と言ったらもう! なんか自分のメタルに対する評価の進歩というか感覚を 考えさせられたというか認識させられた一枚でした。
by gsome
| 2004-12-09 09:51
| 音楽
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